1/20サイズのロータス79を購入したので作っていきます。ハセガワ製です。
ロータス79と言えばいわずとしれたF1を代表する名車の一つです。
ブラックのボディとゴールドのJPSロゴ(キット写真はスポンサーの関係で使えない)が美しく「ブラックビューティ」の異名を持つ1台です。
よく考えると何気に復帰してから初F1。
今まで使ってきた車模型とは勝手が違う感じがあってワクワクします。
このロータス79はタミヤからも発売されているのですが今回はハセガワをチョイス、ディテールアップパーツ付属が決め手です。
豪華バージョンを購入したわけだけどパーツ数がもの凄いですね。
やる前からこの数見たら心折れそうです。
パーツ切り出しとヤスリがけで2日ぐらいかかった気がします。疲れました。
1.とりあえずサフから。
前回のメルセデスベンツで黒サフの上からブラックを塗装してやりにくかったので今回はグレーサフで。
表面慣らす為にヤスリで整えてからさらにサーフェイサーを吹きました。
塗料メーカーのフィニッシャーズさんはカーモデルに特化した塗料を販売しているメーカーで
実車と全く同じ染料もあったりとカーモデラーには神のようなメーカーです。
ブルーブラックはロータス79用の専用カラーという事で購入して塗装してみましたが
あまりピュアブラックとの差が良くわからない、というかほぼ同じに見えます。
光の角度で若干ブルーっぽく見えなくもない。
2.エンジン回りを作ります。
エンジン周りを製作していきます。
前回作ったメルセデスベンツのエンジンは巣組みで作成したので
今回は気合いを入れてやっていきます。
まずはエンジンフードから。
リベットの塗装をアルミリベットに置き換えます。
使ったのでアドラーズネストのリベットヘッド。
アドラーズネストさんはスケールモデル中心のディーテールアップパーツを多数販売するメーカー。
種類豊富でニッチな商材も多いです。
びっくりするぐらい小さいので切り離しの際に飛ぶ事故が頻発しましたが出来栄えは塗装とは別格。
小さな作業の積み重ねで仕上がりに大きな差が生まれますね。
続いてプラグコード。
エンジンフードからディストリビューターまで繋いでいく訳ですが計8箇所接続用の穴を開けます。
かなり神経を使う作業なので慎重に進めます。
更にパイピングを重ねどうにか完成したエンジン。付属のディテールアップパーツもいい感じです。
作成に当たりYouTubeで参考動画を観ながら作っていたんですが思ってた感じに作れました。
エンジンパーツも作成。パーツが細かいので時間がかかりますが精密感も満足。
シャーシモノコックとも接続しました。
昔のF1は剥き出しのエンジンってのがワクワクします。
ジャーシのアルミ塗料はいろいろ悩んだんだんですがタミヤのアルミシルバーにしました。
3.デカール貼り。
やっとエンジンは作り終えたのでデカール作業に入ります。
79のラインデカールと言えば皆が口を揃えて難しいと言うくらい高難易度なのは知っていたので入念にYouTubeで勉強しました。
初F1模型でいきなりやばいんじゃ無いのかという気持ちでいっぱいだけども開始します。
純正デカールはJPSのタバコロゴはありませんのでエッフェ製でやっていきます。
実際に見るとカラーはベージュ寄りですが写真で見るとしっかりゴールドです。
ヤフオクで落としました。
ちなみにカーモデルでデカールを貼る場合は先にクリア塗装してからの方が安全です。
デカールが薄いと染み上がりになります。それを知らずにやってしまい一部ですがしっかりと染みました。
今回の製作で一番のやらかしだった。
とにかく大事なのは、とにかく丁寧にやるって事。
ボディ面を一旦水でびしゃびしゃにしてその上にデカール置いて少しずつ定位置に移動させていく感じ。全く焦る必要は無いです。じわじわやっていくのがコツです。
デカール作業で3日ぐらいかけたと思います。
染み上がり以外はかなり出来栄えは良かったかな、個人的には。
ただもう一回やりたいかと問われればさすがに厳しいですね。
仕上がりには満足していますが疲れます。