浅井健一率いるシャーベッツの1年振りの新作アルバム。
前作「SAME」はインディーズから発売されたが今作はメジャーレーベルからの発売。
Sherbetsは浅井健一を中心とした4人組のロックバンド。
浅井がBlankey jet city時代にソロ活動の一貫としてスタートさせたオルタナティブ・ロックバンド。
サイケデリックな世界観が特徴。
「SAME」は元々スモールミュージックな音楽をコンセプトにして製作されていた分静かな曲調が多めのアルバムだったが
今作はバンドサウンドに軸足がありしっかりとSherbers らしさを味わえる。
まぁさすがに25年も続いてるバンドなので阿吽の呼吸というか安心感は抜群じゃないだろうか。
このアルバムで大きく変化しているはベンジーの歌詞。
かつての少年性とクールな世界観は減り(無くなってはいない)
等身大の目線の歌詞が多く占めるようになってきた感じ。
数年前に書籍「神様はいつも両方を作る」が発売されているけど
前作今作の歌詞は書籍の延長線上にあるかのような世界だと思う。
往年のファンにとってはそれが良いのか悪いのかは良くわからないけど
ベンジーは「OKそっちにするわ」と言っている訳だし、きっとそれで良いんだと思う。
1. 知らない道
2. Spread City
3. セダンとクーペ
4. HAMMER HEAD BRUNCH
5. Aurora Squash
6. Fantastic
7. 愚か者
8. ROLL
9. こわれた大人
10. 優雅に行こうぜ