アクアリウムを長期維持していると次第に水草の元気が無くなり水槽のコケが増え出して原因かわからないまま対策出来ずリセット。という流れの経験は一度はあると思います。
水槽に敷いているソイルの栄養は一年程度(メーカーにより異なる)が目安と言われているのでソイルを交換すれば大丈夫とは良く言われますが実はそれだけでは不十分です。
水槽内の環境というはちょっとした事で大きな変化をもたらします。
結論から言うと「水槽内で不足する栄養分を補充する」につきます。
水草に必要な栄養は「カリウム・リン・窒素」です。
この3の栄養が水槽に無い限り水草は成長せず3つが揃わず余った栄養分はコケの餌になります。
カリウムについてはソイルから放出されます。栄養切れの場合はソイル交換もしくはカリウム液肥の添加で対応。
リンは鉄分の添加で対応可能です。
余談ですが昔はよくわからないままリン除去剤をフィルターに入れていましたが辞めた方が水草が良く成長してます。
世間では必須と思われている商品でもそれが水草の成長を阻害している事はアクアリウムでは良く起こります。
と、まぁここまでの事は良く書かれているのですが「窒素」について書かれているのはそこまで多く無く窒素に関しては軽視しているブログも結構あります。
大体が魚のフンから出る窒素で賄えると言った感じですが正直足りないと思います。
まぁ過密水槽ならもしかしたらなんとかなる可能性もありますがそうなると別の問題も出そうですしね。
基本的に窒素は欠乏しがちです。
ソイルからも魚のフンからでも補助は難しい栄養分です。
水草の下の葉が黄色になり始めたら何かしらの栄養が不足しているサインです。
カリウム等は簡単に液肥を自作できるのですが窒素については自作は恐らく厳しいと思います。素直に液肥を購入するのがベターだと思います。
自分はADAの「グリーン・ブラィティニトロ」を添加しています。
この商品は純粋に窒素分しか入っていないので安心です。
自分の水槽の場合ですが一年以上経過している水槽ですが窒素とカリウム添加を始めていますが調子はとても良いです。