1/24 ユニオン ブラバム BT-33 ⑥ ディテールアップpart2

ずいぶんと時間が開きましたがブラバムBT33の製作です。

前回はエンジンの製作まで行いましたので今回はディテールアップ作業に入っていきます。

パイピングケーブルを通してパイプを根本に通してリアル感をプラスしていきます。ちょっとした作業が後々大きく変わります、と自分に言い聞かせて続けていきます。このマシンはエンジンが剥き出しなので手は抜けません。

なんとかここまで進みました、細かい作業がかなりキツくなってきた事に気付きます。年齢には勝てませんね。更に作業を続けましてなんとかエンジンも形になりました。

いかがでしょうか、説明書の色指定ではなんか微妙なので多少オリジナルで塗装してます。個人的にはかなり良い出来です。こういう作業がしっかり仕上がるとこの先の作業も良い意味で気が抜けなくなるので嬉しいですね。

さてここで先にボディの研ぎ出しを行います。番手を上げながら細かくヤスリます。使ってるのは毎度お馴染みの神ヤスです。まぁこのキットも実在のF1も相当古いので研ぎ出しは甘めです。デカールも危険なので。

エンジンも出来たのでボディと合体させていくわけなんですがキットのロールバーはなんとも微妙なクオリティなのでアルミ棒と置き換えます。こういう作業は初めてなので上手くいくか心配ではありますが同じ長さに合わせます。微妙な角度の折れが絶妙に難しいです。

とりあえずは上手く取り付けが出来ました。他部分も置き換えました。置き換えは上手くいきましたがそもそも論としてこのエリアの作業がめちゃくちゃシビアです、そういえば昔挫折したのはここだった気がします。ロールバーが折れて心も折れた記憶。

かなり慎重に作業しましてなんとか形になりました。最後は無理矢理ですね。細かいディテールにも拘わりました。多分今までの模型作業で一番拘ったと思います。仕上がりにも大変満足。かなりリアル感が増したと思います。

という事でやっとボディと接合します。まだ完成はしてないんですがなんかやり切った感があります。自己満ですが思ってた以上の仕上がり。

この勢いのまま作業を続けていきます。付属のキットにはシートベルトのモールドがあり塗り分けの指定のみなのでモールドをヤスリで決してしまい別売りのシートベルトセットを使います。使用したのはモデルファクトリーヒロのディテールアップパーツです。F1モデルはシートベルトで見栄えがかなり変わります。可能ならば別売りのシートベルトを使う事をオススメします。

時間はかかりましたが取り付け終わりました。一気に本物感が出てきてるように思えます。

メーターパネルもキットにはデカールが無いので別売りの汎用デカールをつけます。メーターパネルの縁には別売りのエッチングパーツを使用。メーターのガラス感を出す為にレジンを使用。今まではクリア塗料を垂らしてましたが、こっちの方が仕上がりが綺麗だと思います。

いよいよ最終局面、ウィンド部分もディテールアップします。説明書だとビス留めは塗り分けですがアドラーズネストのピンを使います。かなり面倒な作業ではありますがここまで来たら行ける所まで行くしか無いわけです。ウィンドの内側からもブラックで塗装して拘りました。

というわけで長々とやってきたブラバムも完成です。製作期間は長々と半年近くかかりました。細かい話しはまた次回で。最後までお読み頂きありがとうございました。