ランブレッタモデリングルームにようこそ、今回はデカール作業を進めていきます。
このブラバムBT33のキットは相当に古いので当然ながらデカールの状態も良くありません。
ゼッケンなどは黄ばみもあります、恐らくこのまま使うとデカール自体も割れそうな予感もします。
使えるデカールはなんとか使用して使えないデカールは自作して対応しようかと思います
自作デカールに使用するのはハイキューパーツから販売されているクリアデカールです、元デカールをパソコンにスキャンして画像編集ソフト、フォトショップやイラストレーターなどでクリアデカール用に作成します。
自分の場合はフォトショップで画像を選択ツールでコピー&ペーストしているだけです。
データ作成後はコンビニのプリンターで印刷するだけです
コンビニで印刷してきました、自分はセブンで印刷をしています。下部分が使ったデカールになります。ただこのやり方は白色印刷ができません。そもそもインクジェットプリンターには白色が存在しない為です。というわけで全てに使えないのが厳しいところです。ゼッケン部分はマスキングで白塗装をしているので他の白が使われているデカールは自力で貼ります。
ではデカールを貼っていきます、カウル部分は分割されているので合わせましたデカールを貼り付けた後にカッターでデカールを分割します。クリアデカールは全てがデカール部分になっているのでギリギリまでカットした方が綺麗に仕上がります。
綺麗に切り出しするのが苦手なのでゆっくり作業しています、あとは普段のデカール作業と同じです。マークソフターをしっかり塗ってから貼ります。カウルのパーツが分割しているのでデカールが上手く貼れるか心配です。
ソフターで上手く接着できると良いのですが最後に追いソフターをします。乾かしている間に反対側も貼ります。思った以上に綺麗に貼れて満足しています。
最後にノーズ部分のデカール、ノーズ部分は斜めになっているのでしっかり写真を見ながらやっていきます。それにしてもボディ塗装は結構塗り分けと塗装をしっかり行なったのでホワイト部分とボディカラーに段差ができています。この後クリア塗装をするけど上手く平滑になるか怪しいですね。
いい感じで貼れました、イメージ通りです。さらに作業を進めてデカール作業を終了しました。
下地のボディ塗装が濃い部分の上には自作デカールだと透けてしまって使い物にならなかったのでオリジナルデカールでなんとか貼りました、古い台紙だからなのかデカールが台紙から離れず悪戦苦闘していて動画撮影を忘れていました。
とりあえずデカールが割れてしまってはどうしようもないのでをリキッドデカールフィルム使用しました、これを使うとデカールを守る保護フィルムが出来るので古いデカールも割れずに使用できます。古いキットを作る方には必須ともいえるアイテムです。
過去記事で詳しく紹介していますのでよろしければどうぞ。
まぁ結局自作デカールを使えたのはゼッケン部分と一部ウィングのみだけという事になりました、Esso部分のホワイトはやはり黄ばみがあるので違和感出ますね。
今回はここまでとなります最後までご覧頂きありがとうございました。